サンディングがいらないネイルキットってどうなの?

ネイルキットの進化がどんどん加速している印象があります。
これはジェルネイルの登場とともに、以前はネイルサロンでネイルをしてもらうということが当たり前だったのに対して、
最近はセルフネイルとして自分で自分の爪を自宅で飾ることのできるネイルキットがおおくの女性に支持されている証拠でもあります。

 

たしかにネイルサロンでプロのネイリストさんにしてもらうということは、デザインも出来栄えもさすがという域なのですが、
やはりコストや拘束時間、そしてちょっとはがれたとか、ネイルが欠けたとかのトラブル時にサロンにいかないと対処できないという面も
あるので、自分でなんとかしたいという女性が増えてきたことが要因になっています。

 

そんな自宅で出来るネイルキットでサンディングが不要のものも登場してきました。
サンディングとは、大まかにいうとネイルを塗る前に前もって爪をきれいに整えたり削ったりすることを言います。

 

ネイルのトラブルの中には、サンディングをしすぎて爪が薄くなってしまったとかいうものも出てきたので、
サンディング不要というネイルキットは、そういったトラブルを未然に防ぐためにもとても考えられたものになっているように思えます。

 

ここまでいうとサンディング不要のネイルキットはすてきだねということになってしまうかもしれませんが、
デメリットもあるんです。

 

デメリットとは、サンディングというものが本来爪とジェルの密着度を高めるために、爪の表面をつるつるの状態にしてからジェルを乗せて
簡単に取れないようにするネイルケアの一環です。

 

注目したいのが、サンディングがいらないというネイルキットの中には、とても酸が強く、爪自体を溶かして接着していることがあるそうなんです!
もちろんそうでないものもあるのですが、サンディングしていない爪からジェルネイルをはがす時にかえって力が入って
爪にダメージを与える方も出てきました。
私の印象としては、やはりケアなどはしっかり行って正しい知識で健康的なネイルの楽しみをみなさんに感じていただきたく思います。
めんどくさいといったり、時間の節約にサンディング不要のネイルキットを選ぶ方は、ネイルをオフするときにも楽をしたく考えるはずです。
そうなると、力ずくだったり、無理やりはがすことも考えられます。

 

そのような方は、かえってサンディング不要のネイルキットは選ばないほうがいいかもしれませんよね。